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MPS2001東京大会 開催リポート

2001年3月24日(土)  渋谷ON AIR WESTにて


Thunder Rex
Vo.G.金子辰造 B.山ノ内良徳 Dr.金澤直正

1番目のバンドThunder Rexの演奏が始まった。 Vo.の金子君が弾くギターのイントロが美しい「GRUNGE」はバラードだ。シンプルなロックを目指しているんだといっていただけあって耳にすっと入ってくる旋律。うまい!2曲目はアップテンポの「LONDON」。金子君が客席に手拍子を呼びかけ、会場のテンションを盛り上げる。オーディエンスをいじるテクまで備えているとはタダモノじゃない。なんて楽しいバンドなんだ!
久世先生「バンドのトリオって難しいんだけど、このバンドはタイトにしまっていて格好良かった!ボーカルの金子君の個性がステージンングで活きていて、観客のいじり方とか凄く上手い。オープニングなんでどうかと思ったけど盛り上がったね。」
渡辺先生「トリオって難しいのにスゴイタイトで、特にdr.の金沢君のキックが良かったです。」



ぼたん.
Vo.野島由香里 Dr.竹田郁 G.横田梓 B.賀来映美 G.鶴田裕記

2番目のバンドは「ぼたん.」。同じ高校の同級生・女子5人組バンドだ。会場から声援もさかんにかかる。1曲目はメンバーお気に入り椎名檎のカバー。歌上手いなあ!2曲目はオリジナル「あとで見えたその…」。コーラスも入って聴かせる曲だ。
筒井先生「もうちょっとはじけたほうがいいかな。ビデオで撮ってみて目線がどこに行っているか、お客さんへのアピール度とか考えてみるといいと思う。ボーカルのピッチ感がなかなか良いですね。みんなまだ高校生だからこれからどんどん頑張ってください。」
渡辺先生「技術的にはまだしっくりいかないところとかもあるけど、やろうとしていることとか凄く面白くて、アレンジの仕方も面白いですよね。ボーカルも凄く個性的ですよね。ドラムの叩き方とか、ギターのストラップの高さとか、パフォーマンスを意識したらいい感じになると思います。ファッションとかも個性的で可愛いから、頑張って欲しいです。」



Trans Concept
Vo.G.安西健二 G.宮嶋洋輔 B.天沼大樹 key.小野寺真之 Dr.小林広祐

3番目は「Trans Concept」。ツインギターの男友達5人バンド。楽しく、楽しく、カッコ良くをモットーにする彼らの1曲目はスローなロック「風のない街」。はじけた感じなのかと思っていたけど、なかなか聴かせる曲だ。2曲目は「明日への願い」。キーボードの前奏が印象的な爽やか系のロックだ。
森先生「詞・曲とも安西君の作品ですよね?僕は個人的には安西君の曲のセンスを感じました。どんどん曲を書いて欲しいし、この調子でやっていけばファンはどんどん増えると思う。あとはパフォーマンスの問題と、歌詞をどうやってお客さんに伝えていくかだよね。あとパフォーマンスの部分でいうとkey.の小野寺君、とても好きですね。アレンジの考え方もセンスあると思う。安西君との曲のセンスもとても合うと思いますよ。」
浅井「ボーカルの安西君の声が非常にきれいで心に残りました。」



●THE●WORLD●IS●MINE●
G.曽根剛毅 Vo.坂本由紀子 B.吉田剛 Dr.久保田潤

4番目は「●THE●WORLD●IS●MINE●」。女子ボーカル、同じ高校の友達4人バンド。なんとこのメンバーでライブするのは今回が初めてだという。1曲目はワイルドなハードロックの「セントアグネスイブ」。由紀子さんのvo.が迫力満点でノリもいい。2曲目はスローバラード「心の恋」。めちゃくちゃクールでセクシーな曲だ。とても今日初めてとは思えない力強さだ。
森先生「初ライブとのことでしたが、ドラムの力強さとかギターとか演奏がけっこうこなれている感じですよね。特にギターの曽根君はいちばんギタリスト然してるというかギターに魂入っているというか、すごいギターが好きなんだなという感じがしました。曽根君のような人にどんどん上手くなってパフォーマンスしていってほしいです。2曲目にやった戸田君の曲ですが、彼もギターをやっていた人なのかな?ギターをやっている人の曲という感じで、僕はこっちのほうがバンドの方向性としていいかも知れないと思った。メンバーそれぞれの個性もこっちのほうが広がっていくと思うし、ボーカルの個性も活きると思う。」
久世先生「僕もギターの曽根君スゴイいいなと思う。ギターのリズムのカッティングとか別に目立つという訳ではないんだけどU2のエッジみたいでかっこいいなあと思いました。2曲目の転調とか溜めるのと爆発させるのってメリハリとか付け方難しいと思いますが、しめるところ、ゆるめるところのリズムのメリハリとかつけると面白くなると思う。あとボーカルの坂本さん、うた上手いなあと思いました。」



すぷりっと。
G.ナオト B.ヨシユキ Dr.MOSH key.タイヨ→ Vo.ヒロユキ

5番目のバンドは「すぷりっと。」。楽しくいこうぜ!をモットーとする彼らの1曲目は「Let me drive」。ノリノリの曲にオーディエンスの沸きが最高潮だ!ダイブする客まで現れた。vo.のナオト君がさらに煽る。2曲目は彼らが最も好だという「Respective Youth」。曲のドライブ感は最高だ。
森先生「新キャラ登場という感じで、よくわかりません。こういうかたちもいいのかな、と思いました。バンドはなんか、スネイルランプ好きそうだし、vo.の彼はミッチー入ってたりヒムロック入ってたり、永ちゃんも入ってたりしたかなぁ、と思ったんですけど。パフォーマンスはボウイ系も入りつつ異常にポップという、僕はとても斬新な新鮮な印象を受けました。ライブも楽しいオーラ出てるし、勢いもあって面白いバンドだなあ、と思いました。中学のときからプロを目指していて、オリジナル曲が十数曲ってのは少ないと思うのでもっと曲作って下さい。」
筒井先生「ひとり一人の個性があって、ライブは凄く楽しめました。悪ぶってるようなところもあるけど顔をよく見ると高校生らしくてね。音楽がとってもポップで、ボーカルの彼のセンスが活きているよね。僕はこの路線で是非行って、パフォーマンスで楽しませて欲しいと思いました。やっぱり荒削りなところはあるんだけれども、可能性を感じさせるよね。ドラムも見ていて引き込まれる感じがするし、すげえなあ、と思いました。ボーカルの彼は自己流で歌うのもいいけど、プロを意識してボイストレーニングをするといいと思う。頑張れ!」




M.P.D(Mind Pluck Dreams)
Vo.和 G.RYO→ B.TAKI Dr.KENZO G.タイヘー

6番目のバンドは「M.P.D」。いつもハードなロックをやっているという彼らの1曲目は「CLOCK」。ベースのスローなイントロでvo.の和君が静かに歌い出す。一転してハードな曲調に。途中でギターの弦が切れ、曲が中断してしまったが、ギターを替えてなんとか続行。2曲目は「君に逢いたくて」。ノリのいい明るい曲調だが歌詞はちょっと切なめ。M.P.Dはメロディも声も凄くきれいだがビジュアル系と思われるのは不本意だとのこと。
久世先生「やっぱりギターの弦とか切れても最後までやって欲しかったです。とりあえず、やってる自分たちが楽しまないと、人にも楽しさは伝わらないので、そこをふまえて音楽やっていって欲しいと思います。」
渡辺先生「最初すごいテンション高くて、独特な音楽性で、私はかっこいいなあと思ってました。生のライブにはアクシデントは付き物ですからテンションが下がっちゃっても、この思いをバネにして頑張って欲しいと思います。臨機応変に違うポジションでフォローして弾くとか、それは経験ですぐにできるというもんじゃないし、凄く動揺もするんだけど、やっぱりプロを意識するならそこを乗り切って頑張ってください。」




Vo.G.榎本五月 G.品川大 B.山本大悟 Dr.横堀陽子 

7番目は「首」。一曲目はレディオヘッドのコピーで「クリープ」。ボーカルの五月さんの歌声が美しい!しっとりと歌い終わった五月さんは「今日はオンエアでやれて嬉しいY」、と得意のYポーズを決めてくれた。お茶目だ。2曲目はオリジナルの「スタンド バイ ミー」。アップテンポのノリのいい曲だ。
森先生「個人的にとっても大好きですねぇ。メンバーがひとり離れて行っちゃうのが凄く残念ですけども、特にセンスがいいよね。バンドって上手い下手は2の次でメンバーのやりたいことが一致していてそれをパフォーマンスでやっていくというのが大事なんで、そういう意味で皆さんハイセンスな人たちなんでしょう。是非バンドを続けて下さい。初めて聴くバンドで1曲2曲聴いて、もう一曲聴きたいって思うバンドってなかなか無いんだけど、このバンドは久しぶりにそう思ったバンドでした。」
筒井先生「とってもいい意味で高校生らしい清々しさが感じられて、会場に聴きに来ている諸君も、とっても楽しんで応援してたんじゃないかなあと思いました。vo.の彼女の声がハイトーンでとってもきれいで延びて、解散するのは惜しいです。是非続けて欲しいですね。プロになるならないは別にしても聴衆を楽しませるセンスはとってもあるんで、清々しさをありがとう、という感じです。」


Bad Seed
Vo.藤井太郎 G.守屋雄策 B.新井健太郎 Dr.牧野哲也

8番目は「Bad Seed」。1曲目は静かな曲調の「左手」。ライブハウスのおじさんもベタ誉めという藤井君のVo.がとてもきれいだ。2曲目はがらりと変わってハイテンションな調子の「Poison Wave」。守屋君のG.がスゴイ!
久世先生「Vo.の藤井君は高校生じゃないみたいですけども(笑)。特別変わったところとか、これといった個性は無いんですけど、演奏の中からメッセージみたいなものは凄く伝わってきました。2曲目のPoison Waveとか、曲はギターの守屋君が書くということですが、普通は歌詞を書くときはかっこよく聴かせたいとかいいように見せたいとか、悲しく見せたいとか、洗練されたモノを作ってしまってあまりピンと来ないんですが、守屋君が書いた歌詞がスゴイ荒っぽくてカッコイイんですよね。洗練されてないんだけどメッセージが凄く強くて、僕は今日聴いたバンドの中で歌詞は一番いいと思いました。」
浅井先生「大変ノッて演奏していたんじゃないかなと思いました。気合い十分で見ていて楽しめました。歌も大変良かったと思います。」



ドロップD
Vo.渡辺直人 G.高野文春 G.星野修平 B.桑代浩二 Dr.澤村陽輝

そしてラスト、9番目のバンドはお揃いのTシャツで現れた「ドロップD」。1曲目は「ハッピーデイズ」。楽しく楽しく!をモットーとする彼らの曲は本当にキャッチーで楽しい!2曲目は彼らが最も好きな曲だという「バイバイ」。曲は明るいが歌詞はちょっと悲しい、いい感じの曲だ。手拍子も入ってラストを盛り上げる。
筒井先生「ひとり一人が本当にいい奴だなあ、という感じでしたよね。それぞれが個性的だし、コミカルな感じを受けて、一件ださくみえるんだけどそれが計算であれば相当なもんだなぁと思いました。プロの活動といってもいろいろあるんだけど、テレビに出るとかだけでなくて、NPOとかの活動で地方とかいろいろな福祉施設とか廻って実力を付けていくのも、君たちのパフォーマンスを見ていたら、いいんじゃないかなあと思いました。バックの演奏力も悪くないと思った。一見コミカルなんだけどやっていることは凄いんだなあ、と。何よりこれだけ会場を明るくしてくれたんだから、そういうプロの生き方もあるんじゃないかという気がします。あんまり利益を追求しないんだけれども、なにか世の中のためになる行動をするという道もあるよね。」
渡辺先生「演奏とかそれぞれのキャラとかパフォーマンスとか、凄くまとまっていて、楽しませてくれたなあ、面白いなあ、という感じなんだけども、ちょっと辛口になるんだけど、今まで賞とか取ってるじゃないですか。いろんな意味で良くも悪くもこなれてきてるんじゃないかって。当初の新鮮さみたいなモノを失わずに現状に満足せずに、常に上を見据えて向上する姿勢をなくさないでいけば、いい方向に向かっていくと思うので、是非頑張ってください。」


スペシャルゲストライヴ!!!

「SNAKE HIP SHAKES」

「GROLIA」、「DON'T STOP BELIEVIN'」などのヒットナンバーや、新曲「TRARS OF RIVER」などを演奏。会場のお客さんだけではなく、出演高校生バンドやMPSスタッフも興奮するほど盛り上がりました。
松尾さん「今日は高校生のコンテスト?…プロにはならない方がいいと思う。」
森重さん「その心は?」
松尾さん「…苦労する。」
森重さん「さっきパンフレットを見ていて、高3のやつとか進路決まったのかなぁ、と要らぬ心配をしてしまいましたが。今日は基本的にオリジナルですか、素晴らしい。」
松尾さん「俺がもし審査員なら全員落とす!」
森重さん「俺らもアマチュアのときにコンテスト出たことあってね。前に居たベースの戸城君が「プロになろうぜプロになろうぜプロになろうぜ」っていうからコンテストに出て…落ちましてね。でも受かった奴は今残ってません。だからこれに落ちても大丈夫です(笑)いくらでもなんとかなります。」
松尾さん「こんないいかげんな奴らがなんとかなってんだから。」
(笑)
松尾さん「ここは笑うところじゃないんだよ!!」
(笑)
森重さん「俺もアマチュアのコンテストに行ってゲストのバンドARBを目当てに見に行ったりしました。今日はそんなことを思い出してます。
後半のステージも大盛り上がりだ。アンコールも聴かせてくれたSHSに感謝します。



MPS2001東京大会 審査員
久世博志先生/株式会社オリコン、オリコン ウィーク The Ichiban編集
渡辺敦子先生/元プリンセスプリンセス、現東京スクールオブミュージック専門学校 副校長
筒井 望先生/フェルナンデスG1 選考委員、東京ミュージック&メディアアーツ尚美 プロミュージシャン科講師
森 朝径先生/FANグループ チーフプロデューサー、株式会社AMJ 取締役第1制作部部長
浅井雄治  /ドリコムニュース高校生、株式会社日本ドリコム 専務取締役

スペシャルゲスト SNAKE HIP SHAKES


審査結果
グランプリ/すぷりっと。
準グランプリ/首
ベストプレイヤー賞/榎本五月(首ヴォーカル)
ベストパフォーマンス賞/ドロップD
オリコン特別賞/Thunder Rex

以上の結果になりました。
審査員の皆様、長い時間ありがとうございました。
協賛校・協賛企業の皆様、ご協力ありがとうございました。
来場してお客さん、ご声援ありがとうございました。
そして、出場したすべてのバンドの皆さん、カッコいいステージをありがとう!お疲れ様でした!

 
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