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MPS2003東京大会 開催リポート

2003年3月16日(日) 渋谷ON AIR WEST




今年で3回目を迎える「Music Power Station 2003 in Tokyo」。年々出演バンドのレベルもアップし、まさに実力伯仲のバトルライブ! 応募総数107バンドという激戦をくぐり抜けてきた9バンドが見せつけたアツ〜イ生き様をレポートします。出演バンド、観客、スタッフ全ての人の、大会に対する想いを感じてください!


【B.S.E】
コンテストでVo.高橋くんが優秀賞をとったり、デモテープをハイラインレコードで委託販売するなど、実力は文句なしのB.S.E。完成度の高い演奏、そして何と言っても,力強く、包み込むようなVo.が魅力的。勢いだけじゃなく聴かせるサウンドで観客を惹きつけた。
●審査員コメント
「ボーカルセンス、声がいいと思いました。ボイストレーニングに通わず自己流でこの声が出るのはすごい。メロディもよくて、歌詞を聴くと情景が目に浮かびます。言葉をただ並べているだけじゃなく、考えて書いているのが分かる。あとは、全体的に音にメリハリをつけたらもっとよくなると思う。トップバッターからいい演奏を聴くことができて驚いています」


【fogsteps】
G.小須田くんとB.米岡くんは、昨年に引き続き2度目の出場(別のバンドで一緒に出場した)。そんな2人が見た今年のMPS評は「どのバンドもレベルが高い!」。バンド名は「いつでも解散できるように思いつきで今にも消えそうな名前にしよう」と付けたとのこと。ウソみたいだけど、本人たちはいたって大真面目。Vo.横山さんのキュートな声にヤラレタ!
●審査員コメント
「アレンジに工夫の跡が見えますね。いろいろなものに挑戦して取り入れて、時間をかけて作っているのが素晴らしい。あとはコーラスをバシッと決めるといいよ」
●演奏後のメンバーの感想
「今日は出場できただけでうれしいです。他のバンドがみんなうまくてタジタジです(笑)」


【獅夜千火呼】
シンプルかつストレートに、アツ〜いパワーをぶつけてくる3ピースバンド。現バンドでの活動歴は今大会の出場バンド中一番長い。
1曲目「メンソーレ、カントリーラヴソング」はB.堀川くんが、2曲目「夏夢幻」はG.菅原くんがボーカルをとり、疾走感あふれるサウンドを披露した。
●審査員コメント
「ストレートなロックンロールですね。Dr.のキック4つはいいアイデアだと思います。コーラスマイクを逆さにセットしてるのはワザと? OK! 面白いアイデアです」


【Base】(オリコン特別賞)
毎週土曜日に路上ライブをやっている、ゆうじとのぶの2人組。2曲目『咲かせよう人の和』では、観客を巻き込んでかわいい振り付けを披露してくれた。「歌や演奏だけじゃなく、MCや観客を引き込むトータル的なクオリティがある」と、オリコン特別賞を受賞。
●審査員コメント
「シュールな印象の2人のわりにストレートな歌詞だったのが意外でした。ちょっとハスに構えた歌詞も書いてみたら面白いんじゃないかな。そういうところがちょこっとでも曲や詩に入ってくると、料理の隠し味みたいに効いて、よりクオリティが高くなるのでは」
●演奏後のメンバーの感想
「普段はストリートミュージシャンの中でやっているので、今日はジャンルの違う人たちに囲まれて、ちょっと勝手が違いました。でも楽しいです」


【NOW MAN】(準グランプリ)
今のメンバーになって3ヶ月。メンバーの関係は、「知り合いの知り合いで友だちの友だち」。
出場が決まったときの感想は「へ、マジで!?」。「楽しく!」のモットー通り、ステージをめいっぱい使って会場を沸かせた元気バンド。
G.高藤くんに小学生のころギターを教えたという方も応援に駆けつけて声援を送っていました。
●審査員コメント
「週3〜4回きちんと練習している成果が出ていると思います。B.の音はしっかり輪郭が出ているし、Dr.とのバリエーションもいい。Vo.の転調後の声が特にいいです」


【GYALLAN☆Do】
リハーサル時から、メンバー全員ハイテンション! バンド名は、先輩から半ば強制的に付けられたもの。とは言え「今では気に入ってます!」。軽音部顧問の先生もビデオ持参で応援に駆けつけた! Vo.小林くんがステージで裸足なのは「心も体も裸にならないと伝わるものも伝わんないかなと思っているので」。
●審査員コメント
「Vo.小林くんはロマンチスト? 歌詞からメッセージは伝わるけど、100%伝わりきれてないんじゃないかなと感じました。MCのときのほうが熱いメッセージ性が伝わる。いいものを作っているので、もう少し手段を考えたらいいんじゃないかな」
「リズム隊はバシッと決まっててかっこいい。Dr.とB.のコンビネーションがよかったと思います。G.はせっかくツインなので見せ方に工夫を」


【一弦】(ベストプレイヤー賞)
今大会では異色のグループ。ワンホーンのジャズカルテットで、和音楽器がピアノではなくギターなのがポイント。メンバー一同寡黙でMCもひかえめだが、スタンダードナンバーを披露して、大人の雰囲気で会場を魅了した。
●審査員コメント
「テクニックとアプローチが他のバンドと全く違うバンドですね。オリジナルを聞きたかったです。G.はとても上手いと思います。パンチがあればなおいいかな。今後も期待しています」
●演奏後のメンバーの感想
これから自分の幅を広げるためにしてみたいことは何? との質問に、
B.水野くん、T sax.竹沢くん「ジャズの本場、米国ニューオリンズで本物のミュージシャンの生のジャズを聴いてみたいです」
Dr.竹内くん「フィンランドでヘビーメタルを学びたい」
G.中山くん「家でゆっくりしたい」



【DUAL】
1曲目は、ヘビメタ調の曲とVo.小板橋さんの声のキャッチーさが意外な組み合わせの「translucent」。うって変わって2曲目はしっとり聞かせるバラード。小板橋さんから感じる「このバンドが好き」という想いが印象的。
●審査員コメント
「2曲ともアプローチが違ってて面白いです。ヘビメタだけど曲はキャッチーで、その組み合わせが変わってて面白いです。コーラスもキレイでよかった。あとはそれぞれのキャラが出るともっといいかな」
「Dr.上手。B.雰囲気あってよかった。G.ピッキング早くてすごいね。Vo.2曲目は声の感じがとてもよかった」
●演奏後のメンバーの感想
Vo.よっちゃん「めっちゃ楽しかったです」。


SCUNP】(グランプリ)
バンド名のSCUNPは「こわっぱども」という意味。声援もひときわ大きく、「同年代なら誰にも負けない自信と元気と熱さがある」と言うように、ストレートで熱いロックで会場を沸かせた。メンバーも熱く、B.佐藤くんが観客に向けたメッセージは強烈だ。
「オレは友だちのために死ねる! もしオレと友だちが一緒に海でおぼれて、浮き輪が一つしかなかったら、オレは絶対友だちに浮き輪を譲る。友だちもオレに譲ろうとするだろう。譲り合って2人とも死んだら笑う奴がいるかもしれないが、オレにとってそれは無意味じゃない、価値はある!」


<審査発表>
●各審査委員総評
「今回のグランプリは満場一致で決定です。グランプリのバンドにはそれだけの力があったと思っています」
「今大会はフォークデュオありジャズありで、バリエーションが広かった。今、みなさんは吸収力がある時期なので、ジャンルを問わずにいろいろな音楽を聴いて、人生や音楽活動の指針、目標にして下さい。今日は本当に楽しかったです」
「審査員を務めるのは今回で3回目ですが、パンク、ポップス、ロック、ジャズ、フォークとジャンルがさまざまで刺激になりました。バンドの差は僅差だったと思います。みなさんに伝えたいことは、音楽にはたくさんジャンルがあって、出尽くした感があると思うんです。でも、みんなにしか出せない感性や音があると思うので、そこに期待しています。大会の成功は、ステージで演じる側と盛り上げてくれる観客、スタッフ、全ての力だと思います」
「いろいろな音楽があったけれど、すべて、みんなにしかできない音楽だったと思います。みんなには、これからも音楽を続けていってほしいと思います」


●オリコン特別賞(盾とウィークリーオリコンから副賞)
Base
受賞の喜びの声「まさか賞がとれるとは思ってなかったのでびっくりしてます。ありがとうございました」


●ベストプレイヤー賞(盾と副賞としてCDギフト券)
一弦のT sax.竹沢陽太郎くん 「とてもうれしいです」とポツリ。


●グランプリ(盾と副賞としてレコーディングの権利)
SCUNP
「こんな賞とか狙ってなかったんですけど…いやいや、嘘とか言わねぇ。純粋に楽しめたらいいなと思ってやってたらこんな結果になってしまって、メンバーも動揺してると思うんですけど。観客のみんなやスタッフの応援と協力があったから、この賞がとれたんだと思います。どうもありがとうございます」

グランプリが発表されると同時に、応援に来ていた仲間から祝福の嵐を受けたSCUNPのメンバーたち。興奮冷めやらぬ会場とは対照的に、Vo.太田くんが「マジなところ、これからのオレらを見ててください」と自信にあふれた言葉を残していったのが印象的でした

最後に、イベント事務局長・浅井専務取締役からひとこと
「こんなに多くの人が集まって盛り上げてくれたので感謝してます。MPSは大阪で始まり、今年は名古屋が初開催です。いずれ全国で開催できればと思っています。その時は、またみなさんも一緒に盛り上げてください」

<司会>
松山瑞葉(まつやまみずは)

<審査委員>
審査委員長/ドリコムニュース高校生編集長 武者裕夫
審査委員/(敬称略)
●東京ミュージック&メディアアーツ尚美 講師 江蔵浩一
●東京スクールオブミュージック専門学校 副校長、東京スクールオブミュージック専門学校渋谷 副校長 渡辺敦子
●ウィークリーオリコン編集部 久世博志

 
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